新型コロナウイルスの発生から日本も非常事態宣言が発令され自粛生活が2か月目に向かおうとしています。当院は更なる清潔環境整備の為2週間ほど自主的に休診をしました。その間、受付に飛沫防止シールドをつけたり、およそできうる装備を用意し、備品すべてのアルコール消毒をチーム全員で行いました。
4月27日から再開をしましたが、予想以上に緊張生活由来の肩首のコリ、顎関節の疾患、就寝時の噛み癖、リモートワークによる腰痛などがとても多く診ることなりました。2週間分の溜まりにたまったものが噴き出るように。イライラクヨクヨが増えると自律神経が乱れ首の前面に緊張が起こるという特徴があります。我慢を無意識にしていると起こる現象でもあります。もう一つの特徴が知らないうちに呼吸が浅くなることです。すると姿勢は悪くなり、元気がなくなります。潤沢な酸素を吸えることは気持ちと肉体を知らずに整える作用があるようです。
セルフ体操の中に胸を広げる動作を入れましょう。気道確保という言葉があるように胸を広げ顔を上に向けることで気道はまっすぐになり呼吸がしやすくなります。顎を引き、奥歯を噛み、肩が巻き肩になっていると肉体構造上呼吸が浅くなってしまうのです。壁立て伏せをできるだけ手の位置を広げで行う事、大の字で寝た状態で深呼吸や下半身をねじったり動かしたりすると自動的に胸前の筋肉がストレッチされ、それだけで呼吸が深くなります。
リモートワークの方は、出勤時よりもパソコンに張り付いている方が逆に増えているようです。そのような方は上部背骨がとても詰まっていることが多いです。背骨に動きを作るには大きな動きの運動が必要になりますが、背骨の前後動作よりも、左右動作の方が詰まった背骨に動きを作りやすいものです。昔流行った金魚運動のように上半身を左右にストレッチすることで背骨のつまりを解消することが容易です。
当院ではセルフ体操だけでは手に負えない方に「猫背矯正」をオプション(800円)で行っています。肩甲骨を強制的に広げることと背骨の詰まりを一気に解消させる手技です。現在当院から全国の治療院にこの手技は広まっているものです。ぜひこの自粛期間、体験してみてください。「えーっ私こんな呼吸が浅かったんだ」と感じられるはずです。呼吸の安定は気持ちの安定を作ります。この自粛期間、ちっと最近イライラしているなと感じている方は一度お試しください。すべての先生が扱っています。
総院長花谷先生はこの期間、無料で施術の中に「ストレスを即効で半減させる」手技を皆様に提供しています。こちらも体感してみてください。