歯が痛いのに虫歯じゃない?その原因は「食いしばり」かもしれません
「歯がズキズキ痛む」「朝起きると顎がだるい」「歯医者に行ったのに虫歯ではないと言われた」「寝た気がしない」「起床時にこそ疲れている」
このようなお悩みで当院に来院される方が増えています。実はその歯の痛み、無意識の“食いしばり”が原因になっているケースが少なくありません。多くの患者は自分が寝ている時間帯に食いしばりをしている意識がありません。無自覚に食いしばりをしていることがほとんどです。そして慢性化の結果、ある日から歯が痛い。虫歯かなと思って歯医者に行くと歯科医院で「虫歯はありませんね、食いしばりですね」と言われるのです。ただ食いしばりが原因だと言われても、マウスピースを作ったとしてもこの食いしばりが治るわけでもなく、その後どうしたら良いのか分からず、ネット検索を続けて当院に辿り着く患者さんが多くいらっしゃいます。
それが「この歯の痛みは虫歯ではなく、食いしばりが原因です」というもの。
食いしばりは歯の痛みだけでなく、起床時の疲労感、肩こり、顎関節症、歯肉炎、口内炎などを慢性的に引き起こすことがあります。特に睡眠中の強い噛みしめは自覚が難しく、原因不明の不調として長期間悩まれる方も少なくありません。小学生時代から食いしばり癖がある人もとても多く、一律してエラが発達してきますし、斜角筋という筋肉が異常発達しているのも当院が治療業界に啓蒙してきた点です。
当院では、顎や側頭部の筋肉の緊張に着目し、ハリ施術を用いて筋肉を緩めながら食いしばりの軽減を目指します。1回で全てが改善するものではありませんが、1クール8回を目安に症状の状態に合わせて進めていきます。多くの患者さんが初回から「朝の疲れが軽くなった」「歯の違和感が減ってきた」と変化を実感されています。
ただし、食いしばり自体は悪者ではありません。実はストレスを分散する体の防御反応でもあり、顎がストレスの受け皿になることで胃や心臓への負担を軽減している側面もあります。大切なのは食いしばりを“ゼロにする”ことではなく、50%を目指し、過度な緊張を和らげて体全体のバランスを整えることです。例えば慢性の痛みやコリがあればそれは脳に対してずっとストレスを与えているからです。
性格や生活環境を急に変えることは難しくても、今ある症状を緩和することは可能です。「虫歯じゃない歯の痛み」「食いしばりによる不調」でお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ一度ご相談ください。


