顎関節が痛くなると多くの方は歯医者さんに行きます。
するとどんな治療をするかと言えばマウスピースです。
私の経験値ではありますが、歯ぎしり癖の方は、マウスピースをすることで効果はあります。
しかし、口が開かない、顎に痛みがある方には疑問符が付きます。
実際、歯医者で口をあげること自体が困難なのですから。
これはある女性患者さんの言葉ですが、口が開かないのにマウスピースをすると呼吸が苦しくて余計寝れないとのこと。
確かにそうかもしれませんね。
眠れない人はどんな疾患も良くならないものです。
そして、顎関節症の人が最も困るのが虫歯です。
そう、口を開けるのが困難なのに長時間口を開けていなければならないからです。
ある歯科医の方も、特に口の開閉困難が長期間に渡ると唾液の分泌量も減り虫歯になりやすいと言っていました。
やはり口を開けたり閉めたり、舌を動かすと唾液の分泌量は増えますよね。
顎の痛みは、できれば年単位で放置はしないことです。
顎関節の変形がどんどん進んでしまいます。
1週間、顎が痛くて食事ができなければ要治療です。
上手な治療家に施術をしてもらえば数回で治ってしまうのですから。
虫歯にならないことと、顎の痛みを解消するは同じことだったということです。