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台風と体調不良

本日2019年10月12日大きな台風が本日到来。
数日前から患者さんの中に、めまい、頭痛が増えている。自分でも自覚があるのでしょう「台風が近づいているからでしょうか?」という言葉か出てきます。
天候の大きな変化によって体調が崩れる人はとても多くいます。実際には全員がその影響を受けているのですが、その差の大小が個人差としてあるわけです。

台風などの低気圧が来ると、内耳が影響を受けます。それはその前に鼓膜があり、鼓膜の内外の気圧差が内耳を刺激してしまうのです。脳に近い耳ですから自律神経を中心に耳周辺の機能が低下するのです。その結果は、めまい、難聴、頭痛、吐き気、それから首肩のコリが発現します。実際には耳が最も薄い膜状の臓器だから耳周辺が感じやすいだけで、皮膚や粘膜を通して影響が起きているのです。特に空気の入っている臓器(腹腔臓器)が刺激されやすいです。胃、腸、肺、副鼻腔などです。私も数日前から胃が痛い症状が出ています。これも胃の中にある古傷みたいなものが外からの空気圧によって、体内と体外との圧力差を感じているのでしょう。胃腸は体の内側にあるように思いますが、実際には口から肛門までは体の外側ともいえるのです。
 では、それらの症状を緩和するには? まず初めにしてほしいのが耳抜きです。口と鼻をしっかり閉じてゆっくり耳から空気を吐き出すようにするのです。鼓膜が膨らむような感じで、人によってはペコっと音がする方、痛みを感じる方もいるでしょう。適時耳抜きをして、唾をのむことで体内外の圧力の調整ができます。軽い方はそれだけで体調不良が緩和してきます。もっと敏感に気圧差を感じる方は、台風の日にするのも大変ですが、適時窓を開けることです。台風の場合とても大きな低気圧なので、時間の経過とともに室内と外気に気圧差が生じるてしまっているのです。何か不調を感じたら降りしきる雨かもしれませんが、窓を数秒開けてみてください。その上で耳抜きをすることで楽に気圧差を解消できます。
そこまで敏感ではない方は、室内で軽い体操を行うことです。体を動かすことで腹腔臓器が動くことで解消されます。胃腸や肺は体幹腹部を伸ばすように、副鼻腔は顔の筋肉を大きく動かすようにすると早い回復が認められます。首周りのマッサージもとても効果的です。

台風が過ぎるまでじっとテレビだけを見て、非常食を食べているより、室内で軽い体操でもしてみてください。防災対策と共に、日曜日からは通常の一日が始まります。月曜日から気持ちよく生活できるように。

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