歯列矯正をもう10年以上している方が来院。
歯の状態も悪く、歯列矯正をするたびに顔が痛くなる、アゴが凝る、肩こりが起こるなんて言う症状があったようです。
今回徹底的に顎関節も治していきたいとの要望があり、治療を行いました。
結果は一回でほぼオールクリア。
ただ4回は週一で来院してもらうことになりました。このままであればその後月に一回ずつ来院すれば顔の歪みも含めて治るはずです。
ただ、彼女に施術前に伝えたのは、現在も歯列矯正は進めていて、歯の治療もしていることことだってので、どうしても歯の方が硬いし、顎関節の保持力ではかなわないということでした。
まず知ってほしいのは、顎関節こそが歯列矯正や歯の治療の刺激を逃がしている場所であり、顔や首の以上に対しても顎関節を固定したり、弛めたり自分の体内で行いながら調整している器官なのだということです。
その上で、歯列矯正と顎関節の治療の同時並行を進めていきましょうと伝えています。
私は顎関節調整の係、歯医者さんは歯の調整係。
両者は同時期に、患者さんのいい状態を目指します。
顎関節の方が調整幅が大きいので、最初は歯のポジション優先で進めていきます。
歯の調整が上手く行かないと顎関節に痛みや違和感が出るでしょう。
それを私の方で調整しながら、安全幅の中で痛みや違和感がない生活をしていただく。
ただそれが最後の最後で上手く行かない場合は、顎関節の調整能力を超えたということで歯を削るなりしていく調整する必要があるのかと考えています。
顎関節の安全幅も頸椎で逃がすことで広げていけるので、ぜひ全国の治療院でも、全身治療と顎関節の調整は同時に行ってほしいですね。
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