顎関節症 歪み
顎関節症が長期化すると顔の歪みを作ってしまいます。
芸能人でもアゴが曲がっているな。
顔が曲がっているなと思う方が多い。
笑った時にそれははっきり出るからね。
顔の歪みの原因は、顎関節の変形と長期化による下顎の骨の厚みの違い。
実際、下顎を左右で触ってみてほしい。
顎関節に痛みが出る方の下顎は少し厚いはずです。
骨の入れ替えは120日で1クールと言われています。
骨の入れ替えは、あくまで体内環境に応じて行われるので、
太っている人の骨は太いし、痩せている人の骨は細い。
だから、顎関節に変形や炎症が起きやすい環境だと、骨の厚みはどんどん差ができてしまう。
残念ながら顎関節を根治するには、良い位置に直して、年単位で生活していくことしかないのだ。痛みは数回でなくなってしまうが、形は環境次第なのです。
顎関節症 位置
顎関節の正しい位置とは?
時々聞かれる質問です。
実は曲がっているその位置が正しい位置であることもある。
「綺麗」と「痛みなし」は時に一致しないこともある。
白衣を着ている人間として、まずは「痛くないこと」これを第一に考える。
痛みがなくなると、全身に起きている変な動き、トリックモーションがなくなる。
それから、形の治療に移行することになるのだが、こちらは時間のかかることなので、
患者さんが続くかどうかは、お金と時間の問題になってしまう。
結局、痛み解消までとなるケースが多いものです。
けど、まずは大きな口を開けて笑ったり、モノを食べたりできること。それが一番なんだと思います。