変形性股関節症のセルフケア|股関節の痛みを繰り返さないために大切な生活習慣
変形性股関節症とは
変形性股関節症は、股関節に痛みや違和感、動かしにくさが生じる代表的な疾患の一つです。
「歩き始めが痛い」「長く歩くと股関節がつらい」「立ち上がる時に詰まる感じがする」など、症状の現れ方には個人差があります。
当院へ来院される方をみていると、生まれつきの股関節の形や体質に加え、加齢、運動不足、妊娠・出産後の筋力低下など、さまざまな要因が重なって症状が現れるケースが多いと感じています。
特に、お尻(臀部)の筋力が低下すると股関節を支える力が弱くなり、日常生活の動作でも股関節へ負担がかかりやすくなることがあります。
そのため、施術だけでなく、ご自宅でのセルフケアや生活習慣の見直しも大切だと考えています。
おすすめしているセルフケアは「お尻を鍛えること」
当院で変形性股関節症の方へよくお伝えしているセルフケアは、お尻の筋肉を意識して使うことです。
特におすすめしているのは、
・スクワットを無理のない範囲で続けること
・日常生活でお尻に軽く力を入れる習慣をつけること
の2つです。
臀部の筋肉は股関節を安定させる役割があります。筋力を維持することで股関節への負担を軽減しやすくなり、日常生活を送りやすくなることが期待できます。
大切なのは、強い運動を短期間だけ行うことではなく、無理なく継続することです。
大股歩きは股関節へ負担となることがあります
股関節の痛みがある方の歩き方を観察すると、大股で歩く習慣がある方も少なくありません。
歩幅が大きくなるほど股関節の動きは大きくなり、症状によっては股関節へ負担がかかる場合があります。
長距離を大股で歩いた日に、夕方や翌朝になって股関節の痛みや違和感を感じる方もいます。
そのため当院では、歩幅を少し狭くすることを意識し、無理のない歩行をおすすめしています。
また、急なダッシュや勢いよく走る動作も股関節へ負担となることがあるため、症状がある時期は控えめにすることをおすすめしています。
強いストレッチには注意しましょう
股関節が硬いからといって、無理に開脚をしたり、痛みを我慢しながら強いストレッチを続けたりすることはおすすめしていません。
一時的に動きやすく感じても、症状によっては股関節へ負担がかかる場合があります。
セルフケアでは「大きく動かすこと」よりも、「負担を増やさないこと」を意識することが重要です。
股関節の状態は人それぞれ異なるため、自分に合った方法で行うことが大切です。
股関節のアイシングについて
股関節は身体の深い位置にある関節です。
そのため、必要に応じて保冷剤を股関節の前後から当てることで、股関節周囲を冷却しやすくなる場合があります。
アイシングが適しているかどうかや実施時間は症状によって異なるため、当院では施術後の状態に合わせてセルフケアをご案内しています。
「詰まり感」がある場合は状態を確認しましょう
変形性股関節症では、「股関節が詰まる感じがする」というご相談も多くいただきます。
詰まり感の原因は一つではなく、筋肉や関節周囲の緊張、炎症、股関節の状態など、さまざまな要因が関係している場合があります。
そのため、自己判断だけで無理に動かしたりストレッチを繰り返したりするのではなく、現在の股関節の状態を確認したうえで適切なセルフケアを行うことが大切です。
変形性股関節症で大切なのは「炎症を繰り返さない生活」
変形性股関節症では、一度に大きな負担がかかるよりも、日常生活の小さな負担が積み重なることで症状が現れることがあります。
だからこそ、お尻の筋力を維持すること、歩き方を見直すこと、無理なストレッチを避けることなど、毎日の生活習慣を少しずつ改善していくことが重要です。
股関節の痛みや違和感でお悩みの方は、一人で悩まず早めにご相談ください。
志木市・柳瀬川駅近くのバランス整骨院では、お身体の状態を丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた施術とセルフケアをご提案しています。

