足底腱膜炎のセルフケア|朝起きて最初の一歩が痛い方へ
「朝起きて最初の一歩が痛い。」
「長時間歩くと、かかと付近がズキズキする。」
「足裏を押すと激痛が起こる。」
このような症状がある方は、**足底腱膜炎(足底筋膜炎)**の可能性があります。
当院(志木市・柳瀬川駅徒歩2分)にも、この症状で来院される方は少なくありません。
一般的には「足裏の使い過ぎ」が原因と説明されますが、多くの患者さんは「そんなに使った覚えはありません」とおっしゃいます。
本人の自覚はほとんどありません。
足底腱膜は本来、とても丈夫な組織です
足の裏には「足底腱膜」という非常に強固な腱があります。
体重を支え、歩くたびに大きな負荷がかかっても簡単には傷みません。
その丈夫な組織が慢性的に炎症を起こすということは、毎日どこかで同じ負担が繰り返されているということです。
私は、これは職業病レベルの繰り返し動作だと考えています。
当院が考える主な原因は「靴の中」
一般的には加齢や体重、扁平足などが原因といわれます。
もちろんそれらも関係します。
しかし、私は多くの患者さんを診てきた経験から、
主な原因の一つは、靴の中で足が滑ることだと考えています。
サイズの大きな靴。
革靴のように中敷きがツルツルした靴。
紐をゆるく締めた靴。
このような靴では歩くたびに足が靴の中で前後へ滑ります。
すると足指は無意識に靴をつかもうと働き続けます。
これが毎日、何千歩、何万歩と繰り返されれば、足底腱膜へ負担が蓄積し、慢性炎症になっても不思議ではありません。
足底腱膜炎のセルフケアは「靴」から始めましょう
私が最もおすすめしているセルフケアは、ストレッチではありません。
まずは靴を見直すことです。
① ジョギングシューズに替える
足をしっかり固定できるジョギングシューズがおすすめです。
革靴や、足が滑りやすい靴はできるだけ避けましょう。
② 靴ひもをしっかり締める
足が靴の中で遊ばないことが大切です。
足指が余計な仕事をしなくなるだけでも、負担は大きく減ります。
③青竹青竹踏みもおすすめです
積極的なセルフケアとしておすすめなのが青竹踏みです。
足裏を「粘土」だと思ってください。
青竹を踏みながら、高い土踏まずを作るようなイメージで足裏を整えていきます。
これにより足底腱膜の内部圧力が減り、柔軟性を保ちやすくなります。
※痛みが強い踵では踏まず、土踏まずを中心に行ってください。竹素材がおすすめですが、100円ショップの商品でも十分です。
青竹踏みは足底腱膜炎だけでなく、足のむくみや冷えの改善にも役立ちます。放置しないことが大切です
足底腱膜炎を長期間放置すると、踵の骨に骨棘(こつきょく)がみられることがあります。
すべての方が手術になるわけではありませんが、改善まで長期間かかるケースもあります。
だからこそ、痛みを我慢せず、早めのセルフケアが重要です。
当院の考え方
足底腱膜炎は、整体だけで改善する疾患ではないと私は考えています。
もちろん全身のバランスを整えることは大切ですが、それ以上に毎日の生活習慣や靴選びが重要です。
だから私は、施術だけではなく、セルフケアを最優先でお伝えしています。
足底腱膜炎でお悩みの方は、まず「靴の中で足が滑っていないか」を確認してみてください。
それが改善への第一歩になるかもしれません。
バランス整骨院(柳瀬川駅西口より徒歩2分)
花谷博幸

